ぶりみかんという謎のお寿司を食べました【ぶりとみかんのマリアージュ】

ぶりみかんという謎のお寿司を食べました【ぶりとみかんのマリアージュ】 グルメレビュー

こんにちは、青田犬です。

私は犬ですが、仕事で問題が発生したりして、
どうしようもない気分になると
週末、回転寿司に行き、
そこそこ値段の張るお寿司を食べて
気を紛らわせるということをたまにしております。

今日も今日とてやるせない思いを抱えて
大好きな回転寿司のお店に向かったのですが
そこでなんとも珍しい味に出会ったのでご紹介したいと思います。

そこのお店はお寿司をタブレットで注文でき、
季節のメニューやおすすめメニュー等、じっくり吟味してから
注文できるので割と気に入っているのです。

壁にかけられたメニュー眺めながら、
まずは季節のお寿司からかなーなどと見ていると
あまり見覚えのない、メニューを見つけました。

「尾鷲ぶりみかん」

ぶりみかん…?
そういえば魚にフルーツを食べさせることで
生臭さの少ない魚になるという話を聞いたことがあります。

フルーツ魚とかいうらしいのですが、
もちろんこれまで食べたことはありません。

フルーツ魚には、ぶりにみかんを食べさせて育てた
みかんぶりというのがあるらしいので
その手の養殖ぶりかと思いました。

さて、どんな味なのだろうと
少し期待しながら注文用のタブレットを手に取り
ページをめくっていくと、下記の画像が現れました。


「ぶりとみかんの出会い。尾鷲ぶりみかん」

ぶりみかんメニュー
「!?」

どう見てもみかんが乗っかったぶりにしか見えません。
これは予想外です。
一体、誰が出会わせたんだろう。
何かの悪ふざけなのでしょうか。

ぶりとみかんでは、どう考えても味が合わないし
違和感しかないだろうと思いましたが
当然こんなものを食べたことはこれまで一度もありませんし
せっかくなので一度は食べてみるのもアリではないかと考えました。

そうして頼んだ尾鷲ぶりみかんがこれです。

ぶりみかん

おおきなぶりの上に、何かオレンジ色の物体が乗っています。

乗っているのはおそらくみかんなのでしょうが
メニューの写真よりも小さいため
みかんが乗っかっているというよりは
何かオレンジ色の異物がぶりに付着しているだけのように見えます。

色合いもみかんというよりマンゴーのような感じで、
しかもその物体と周囲がしっとりとした何かで濡れています。

ぶりにみかんを乗せて、
その上にさらに振りかける液体ってなんなんだろう、
などと思いながらも、意を決して口に運びます。

「!?」

え、何これ美味しい。
驚きました。
なんか、すげー美味しいのです。

口に入れるとまず柑橘系の酸味のような爽やかな味が、
口の奥を刺激し、続いて、ぶりのうまみが口中に広がります。
それが収まると再び柑橘系の味が表に出てきて
それを飲み込むと、わずかに爽やかな味が口中に残るのです。
めっちゃ後味いいんですけど。

なんだこれ、こんなお寿司食べたことない。
本当にこれは驚きです。
何かの間違いじゃないかと
もうひとつを食べてみると、やはり美味しい。

何がどうなってこんな味がするのかさっぱり分からず
なんだか悔しくなったので
もう一度、尾鷲ぶりみかんを注文してみます。

二皿め。
ぶりみかん 2皿目

今回はみかんの部分だけを箸で取って食べてみます。
少し酸味がかったみかんの味がします。

これは、少しすっぱいシロップに
漬けられていたみかんなのでしょうか。
しかしなんで酸味があるのかがよくわかりません。
またぶりも、ぶりだけで食べてみると
何の変哲もないおいしいぶりなのがわかります。

それなのにこのふたつを一緒にして食べると
悪魔合体のごとく何とも珍しい味に変貌するのです。
しかも美味しい。
これは不思議だなぁ。
いつの間にか三皿めを注文していました。

三皿め。
ぶりみかん 3皿目

やはり美味しい。
いや、このお寿司を考えた人すごいですよ。
天才なんじゃないでしょうか。
この爽やかな後味は、締めにもちょうど良いかもしれません。

食べたことのない味を求めると
大体美味しくない味に巡り会ってしまうのですが
これは大当たりです。

これまでこの何倍も大外れに出会っているのにもかかわらず
やっぱりこうやって未知のものに
チャレンジしていくことが大事なんだなぁと
なんだか少しだけ幸せな気分になれました。

まあ、それはそれとして、
とりあえずこの「ぶりみかん」、
なかなかのおすすめかもしれませんので
あまり食べたことのない味を試してみたい方はぜひお試しください。

あとはチーズロブスターとかいうのも食べました。
こう見えて主に尻尾部分しか食べる部位がありませんでした。

チーズロブスター


お読みいただきありがとうございました。